バールド(barld)=bard+world

当時私が入ってた劇団の先輩が、名古屋小劇場の人たちと寄席集まって
「barld」という題目の脚本を作った。
キャスト全員が「鳥」になり「鳥たちの世界」を演じるという異色の作品であり、
狭い劇場の中にも関わらず、大空に飛び立つ鳥を思わせるような、迫力の演技に飲み込まれ、
公演中ずっと劇場に足を運んだっけ。

その後私は劇団を辞めてしまったけれど、
その感動だけは心に残り、それをきっかけに構想を広げようとした。
それがこの「バールド」だったりする。
残念ながらお話は上手くまとまらなかったけど、たまに彼らを描きたくなる。

ちなみにピンクの子が「モモ」、両手が翼の子が「クロ」という名前だったりする。